
乳腺外科・乳腺内科
- 八王子市乳がん検診
- 自費健診
- 各種乳腺検査/精密検査
- セカンドオピニオン
- 健診等にて再検査指示あり
- 疾患あり経過観察
- 術後経過観察
- マンモグラフィ(フルデジタル)
- 超音波検査
- 乳管造影検査
- 細胞診各種(分泌物・穿刺吸引)
- 組織診
針生検
乳腺腫瘤画像ガイド下吸引術(吸引式組織生検:マンモトーム)
外科的生検
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トモシンセシスDBT(3Dマンモグラフィ)
トモシンセシス(Tomosynthesis)とはTomography(断層)とSynthesis(合成)の2つの意味から作られた造語で3Dデジタルマンモグラフィとも言われています。本来のマンモグラフィでは描出困難な高濃度乳腺において臨床的有用性が報告されています。1回の撮影で9枚の撮影を行いますが、今までのマンモグラフィと同等またはそれ以下の被曝線量です。また、以前の機器と比べて形状的に痛みを軽減する工夫がされた機器です。
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マンモグラフィ(フルデジタル方式)
この機器は、現像時間がほとんどありません。すなわち、検査時間の短縮が可能です。また、普通のマンモグラフィと異なり、映像を読み取る分の放射線量しか必要としないため、被ばく線量が少なく済みます。また、レントゲン写真ではなく、その場で撮影した映像を大きな画面で直接お見せすることが可能です。当院では、全例、マンモグラフィ、超音波検査ともに直接お見せして結果をご説明いたします。
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超音波
通常、超音波機器は超音波の反射を利用し画像を作るもので、主にマンモグラフィなどで観察できないような腫瘤(しこり)の病変や、乳房内の変化を、動画でとらえる機器です。当院では、エラストグラフィ(組織の硬さを測定)や血流測定などを行える機器を使用しています。これにより的確な診断(良性・悪性の判断)をしています。マンモグラフィとは異なり、無痛性の検査です。マンモグラフィでは撮影しにくい乳房(極端に硬い乳房や胸郭に異常のある体型の人など)の方や、皮下脂肪組織の少ない人には、有利な検査です。
当院では、以前使用していた機器より、高性能な機器に2024年より入れ替えております。 -
新超音波
Automated Breast Ultrasound System(ABUS)
なぜ、乳がん検診受診率は伸び悩んでいるのか?
どうすれば、乳がんの早期発見率をもっと高められるのか?
この課題にひとつでも多くの答えを出すために、超音波装置は、その発想と姿を変えてきています。今までの超音波検査とは異なり、乳房全体をコピーの様にスキャンし、様々な方向から乳房内を検索します。
超音波でありながら立体的に画像を構築できる為、CTやMRIの様な画像を表現することが可能な装置です。
また、検査データーを一時保存します。一時保存する事により検査の見直しが可能となり、見落としや見間違いを防げる事、また、2次読影が可能な事が最大のメリットと考えています。
検査精度の標準化という強みを手に入れ、新たな概念を注ぎ込んだ装置を、当院では導入しています。
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乳腺腫瘤画像ガイド下吸引術(吸引式組織生検:マンモトーム)
腫瘤性病変や、石灰化病変に対して診断目的に行う針生検(組織生検)です。通常の針生検と異なり、検査時の侵襲を極力低減しつつ、組織量を多く採取可能なため、診断率が高い検査方法です。
検査方法には2つの方法をご用意しています。
- ① 石灰化病変などのマンモグラフィでしか評価できないもの
→ステレオガイド下吸引式組織生検(マンモグラフィを用いて生検針を誘導します) - ② 腫瘤性変化、非腫瘤性変化など、超音波検査にて確認可能なもの
→超音波ガイド下吸引式組織生検(超音波を用いて生検針を誘導します)
- ① 石灰化病変などのマンモグラフィでしか評価できないもの
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骨密度検査 DEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)法
骨粗鬆症は骨の強度が低下し、骨折の危険性が高くなる病気です。骨の強度の重要な要因である骨量を測定することは、骨粗鬆症の診断や骨折危険性の評価を行うことで骨疾病の予防に役立ちます。乳癌術後の患者様でホルモン剤使用中の方は、この骨量の低下が進行するケースがあります。
現在、様々な骨量測定法があり、各骨量測定法は、測定原理、測定部位、得られる骨量の指標、測定精度、測定時間や被爆線量などの基本性能が異なります。現時点では腰椎のDEXA法が最も信頼の高い骨量測定法であり、骨粗鬆症診断基準(2015年版)でもDEXA法(デキサ法)を用いて計測することが推奨されています。
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乳房構成判定(ボルパラ)について
マンモグラフィでの写真の評価は、所見の有無、所見の見え方により5段階評価をされており(海外ではBI-RADS分類:6段階)、再検査や生検の対象基準を設けています。しかし、この評価基準においては乳房構成と言って、乳房の厚みや、乳房内組織の密度、脂肪の分布度などの体質的なものなど、個々の乳房には個体差がある点や撮影時の条件によっても内部の評価に影響がでます。
海外ではこの部分に注目し、乳房構成を考慮し、分類しこれを加味した検診方法を実施しています。当院では、この海外で使用している乳房構成の判定機(ボルパラ)を使用し、乳房構成を通知し、海外の方法を参考に個々に適した検診方法をご提案しています。- ボルパラの判定は、以下の4通りが存在します
日本の分類(人目線で判定) ボルパラ(機械目線で判定) ・脂肪性乳腺 A 判定 ・散在性乳腺 B 判定 ・不均一高濃度乳腺 C 判定 ・極めて高濃度乳腺 D 判定 上記の判定によって、今後の乳がん検診の個別化が可能となります。
★ボルパラの判定はマンモグラフィのデータを用いて評価します。身体への負担はございません。
★A判定が良くて、D判定が悪いということではありません。あくまでも、タイプ別とお考え下さい。

当院の診療は予約優先です。
初診の方も患者さま登録(無料)をしていただくと、インターネット予約がご利用いただけます。
※初診・再診がご不明な方、インターネット予約の仕方が分からない方は当院(TEL:042-655-5355)へお問い合わせください。

















